旅のメモリアル〜女一人旅、北京1〜
2008 / 04 / 27 ( Sun ) 22回目の海外旅行は衝撃的な2001年10月、中国の北京。
北京オリンピック開催の今年、 懐かしい北京の町並みに思いをはせています。 4年半働いた会社で初めて20日間の休暇を取りました。 精神的に色々疲れてたのでずっと行きたかった一人旅に。 マイレージが貯まっていたのでなんと航空券が無料!! 9.11テロ騒動で揺れる 世界まっただなか安全な社会主義国中国に行こう! と決意して即チケットを取る。 正規航空券なので何度でも日にち変更できるので 帰りたくなったら帰ろうとだいたい の予定を決め即日ビザ申請。 でも中国の国祭日とぶつかり領事館が休み。 トラブル続きの中、何とかビザ受け取り 上海か北京か色々考えて見所のある北京へ。 他の都市に行きたかったら チケットのルートを変えればいいし! と単純に考えて10月5日誕生日前日に出国。 ボストンバック1つに3日分だけの着替えと ガイドブックと以前から勉強してた中国語ノートをつめて。 JALで関空から3時間。がらがらの飛行機の中で 少しの不安とかなりのどきどきを抱えながら。 中国大陸到着!! いつも飛行機を降りる前に窓から見下ろす 風景にアドレナリンが大分泌! 空港ロビーでさっそく妖しい タクシーの客引きに声をかけられまくるが無視。 北京駅付近までタクシーだと90元くらいかかるけど バスなら16元なのだ。 ホテル探しを開始しなきゃいけないんだけど 北京みたいなでかい都市は 土地感に慣れるまでが大変だし 中国が国際日の真っ只中。 国内旅行者の多いこの時期にホテル探しは 現地では大変そうなので 祝日が明ける3日間は確実にキープしようと 空港内の旅行会社へ。 中国は旅行会社を通したほうがホテル代が安いのだ。 初めての街なので一番の繁華街で 300元以内でという希望。 紹介されたホテルは王府井の奥士光賽館というホテル。 ここで大事なペンを飛行機に忘れたことに気付く。 筆談が重要な国でペンはかなり大切。 空港でペンが売っている ところは見つからない。 本屋でたずねても英語が伝わらないので ジェスチャーで説明すると 本屋のお姉さんがペンをくれた。 「謝謝」というとにっこり笑ってくれた。 いきなりいい人に遭遇してほっとした。 エアポートバスのチケットを買いバスに乗ると みんなチャイニーズ。 超せまいバスにあたしの荷物は大迷惑。 隣に座ってた男の子に 北京駅についたら教えてくださいと 紙に書いて見せると英語で話し掛けられた。 北京大学で英語を専攻している学生だったのです。 周りには同じ学生が数人いて「こんにちは〜」 と日本語で話し掛けられる。 一人で北京にきたの?と少し驚いて笑ってた。 中国に行った人達の話を聞くと 中国人にいじめられたとか 中国人嫌いと言ってたので あまりいいイメージがなかったんだけど さいさきのいい中国旅のスタートに嬉しくなった。 のもつかの間、、、。 北京駅で下車すると はて? ここからホテルへはどう行けば、、、? 地図とにらめっこしていると 中学生くらいの男の子が おそらくどこに行きたいの?と聞いてきた。 地図を指差すとものすごい早い中国語で ぺらぺらと説明してくれる。 でも中国語ぜんぜんわっかんねーよ!! 首をかしげてとりあえず英語で話してみるが 今度は男の子が首をひねる。 多分ちょっとまっててと言い残すと辺りを見回して 三輪車のおやじを連れてきてくれた。 これに乗ればオーケーみたいな事を言いながら その男の子は買い物途中だったお父さんに呼ばれて お父さんとどこかに行ってしまった。 親切に3輪車を呼んでくれたのはいいんだけど交渉しなきゃ。 たしか2kmで5元くらいが相場なはず。紙に多少銭?と書くと 3という。でもホテルまでどのくらいの距離かかわからない。 3元ならいいかと乗って北京の街中を横断。 行きゆく自転車に人人人。 霧のかかる北京の街中を走る3輪おやじに 話し掛けてもあたしの発音は 通じないらしい。5分くらいでホテル到着。 ![]() ホテル到着しておやじが 30元を要求してきた。ハア? 5分も乗ってないのに何で 1時間乗ったバスより高いねんっ!! ホテル前でぎゃあぎゃあもめてると ホテルマンが出てきた。 無表情な いかにもチャイニーズフェイスをした 少し男前のホテルマンは おやじと言い争ってるあたしの荷物を持ち 中へ入るよう誘導してきた。 仕方なく悔しいけど30を3だとばかり思っていた (もちろんぼったくられてるけど) 中国語がわからないあたしが悪いと思い 30払いおやじに退散してもらった。 次回からは筆談して交渉して乗るようにしよう。 ホテルを見てびっくり。何これ? ホテルなのに2階建てでランクを示す星がない。 (5つ星が最高)300元するのに (普通3つ星)カードも使えない。 おそらく北京一番の繁華街だから高いのだ。 田舎なら100元くらいかも。 すぐ近くには超豪華な最高級北京ホテルがあるんだけど。 日本人の泊り客は誰もいないみたいで 英語もカタコトしか通じない。うーん。 でも日本人がいないのはいいことだと思い 部屋をみてまあ綺麗だし清潔感はある。 でも電話がない。おいおい、、、。 しかもトイレの横にシャワーのパイプがむきだしになってて バスタブもない。少しだけ泣きそうになった。 一応無表情のホテルマンがお湯をもってきてくれた。 でも愛想がないので会話はなし。一体どうなることやら、、、。 ![]() とりあえず荷物を置いて街探索に出かけることに。 ホテル内に金庫がないので貴重品は全て自己管理。 普通に歩いてて外国人だとばれないように?化粧をせず 服装も日本では外出用には着ないコンビニ行く時用(笑) みたいなものしか持ってきてないので汚れてもいい格好を してたんだけど北京一の繁華街なだけあって王府井はわりかし 綺麗。でもさすがに道端に座るとかは出来ないけどね。 写真を見てもわかるようにとにかく凄い人がいっぱい!! あと自転車が本当に多い。それと北京ではほとんど晴れず 毎日曇りが多くて街中は霧がかかってました。 それが建物と重なると絶景になるんですけどね。 2時間くらい歩いてだいたいの土地感はつかめたので 途中屋台でジュースを飲んだりお菓子をつまんだりして 楽しく街探索してました。でも言葉の壁がツライ。 もしかして今日はほとんど誰とも会話が出来ないんじゃ、、、。 そんなことを考えながら 贅沢に時間をぼーっとつかって いました。 ![]() 王府井の大通りを少し離れると こんなにのどかな風景になる。 でもここは写真をとっちゃいけないらし く中国語で街を歩いてた おばさんに怒られました。 あたしが何を言ってるのかわからない顔 をするともういいわとうジェスチャーで 立ち去ってしまいました。 だから写真をとったけどこの建物が 何なのかはわかりません。 やばいものだったらどうしよう、、、? ![]() 初日の夕食がこれ。ラーメンらしきものと タピオカ入りココナッツミルク。 まあ他に色々お菓子とか食べたけどね。 ![]() 2つで10元です。毎日通いつめたのが 東安市場というデパートビル。 ここの5階は全ての屋台になっていて ファーストフード感覚で食べれるの。 それに外で食べるより衛生的だし 食べたいものを指させば食券が渡され それを持ってお金を払うシステムになってるので ぼられる心配もないし 言葉が通じなくても大丈夫なのだ。 外の屋台より1,2元高いだけで 綺麗なテーブルで座って食事が出切るからね! でもかなり混雑するし 外国人なんかほとんどいなくて中国人ばかり。 北京、広東、上海はもちろん なぜか日本、インド、ヨーロッパ、イスラム風中華料理店もあった。 でも味はぜんぜん中国なんだけどね(笑) タピオカ入りココナッツミルクティーは 5元と中国では少し高めだけど 街中でもどこでも売られていておいしいの。 ホットが飲みたいときは暖めてくれるんだよ。 熱と書いたメモを見せるだけで通じます。 結局初日は孤独で終わったので 2日目からは行動開始。 今になってわかるあたしのいいかげんな カタコト英語でも 通じる国のありがたさ。 言葉は過去最高級にツライ国。 朝起きてすぐホテルから歩いていける (といっても30分以上) 天安門へ。とにかく国内旅行者も多くて凄い人。 みんな写真とかばしゃばしゃ撮ってるけど 所詮あたしゃ独り者さ。 毛沢東の顔写真がばーーーーんと現れて その横には世界人民大国万歳!! あーーーほんまにバンザイやっちゅうの。 ![]() 天安門の西側にあるのが人民大会堂。 日本でいえば国会議事堂にあたる建物です。 ![]() 天安門広場は100万人収容できる 怪物級の広場。 可愛い中国人の女の子が 記念撮影していたので こっそり盗み撮り。 ![]() 天安門広場を抜けると 世界遺産登録の一つ故宮博物院へ。 入場料が必要なんだけど 入っても中国語わかんないし ざっと見ても2時間はかかるのに 迷わないかどうか不安。 入り口で悩んでたら日本語を話せる 中国人がガイドを申し出てきた。 うさんくさいので断ったけど 久々に聞く日本語に嬉しくなり 色々中国のことを聞く。 名前は珍さんといい日本で3年働いていたので 日本語ペラペラ。 入場料50元込みで300元というのを200元まで値切り ガイドをしてもらうことにした。 やはり言葉が通じるのはありがたいし 多分誰かと話したくて仕方なかったんだろうと思う。 ![]() だからこの辺りから珍さんは 専属カメラマンにも変身(笑) 凄く丁寧に展示物のひとつひとつを 説明してくれるんだけど 意味不明。 元 明 清 三王朝 640年に渡る皇宮で 1949年以後公開されている っていうのだけは さすがに頭に残ってるんだけど、、、。 ![]() 中国人の手垢だらけのそれに とても触る気にはなれなかった。すいません。 ![]() 触ると幸せになれるという 龍の彫刻と獅子の像。 ![]() 珍さん大活躍のカメラマンぶり。 静岡で3年コンピューター関係の仕事を していたらしくカメラ使いも何のその。 でも最初カメラぱくったりしないだろーな とか疑ってたの。ゴメンナサイ、、、。 ![]() じゃじゃーーーん!! ここは映画「ラスト エンペラー」の 舞台になった場所だよ。 ここを抜けると出口はもうすぐ。 ただ出口付近に日本人と白人専用の お土産やさんがあり 団体ツアーなら必ず入場させられ 高い高い掛け軸なんかを売りつけてくるよ。 あたしも入ったけどお茶だけ3杯も飲んで 何も買わなかった。 でも店の男がどこのホテルに泊まってるの? 一人で寂しくない?とか下心丸出しで話し掛けて 来たから気分損害。うぜえ。 ![]() 故宮博物院出口。 後ろに見えるのは天壇という 人気の観光スポット。 かなり綺麗らしいが 7時間も歩きっぱなしで脚ががくがくなので中止。 珍さんにお礼を言って別れたら 次は誰と会話ができるんだろうと 急に寂しくなった。 1元バスに乗り込むと きゅうきゅうで死ぬかと思うくらい きついバスで東安門市場前で下車。 中国バスに事故が多いのが うなずけるくらい危険な乗り物でした。 ![]() 北京の冬の名物がこのタンフルー。 サンザシの実を飴で かためたものでりんご飴みたいなもの。 甘酸っぱくてアンズににた味。 蝿とか飛んでるけど気にしない。 ぱくっといっちゃいます。2元くらいだったかな。 みんなこれを食べながら歩いてる。 無愛想なホテルマンだらけで 英語も話せない従業員ばかりだったけど この日やたら愛想のいい従業員、 陣君と友達になる。 彼だけはこのホテルで 英語がペラペラ。 きっかけは日本人客が 珍しいらしく親切に電話のかけ方を 教えてくれたから。 その後2時間くらいロビーでお話。 仕事ないのか、、、? でも凄く嬉しかった!! 日本の事や日本語を教えてあげると 凄く喜んでくれて 日中会話講座が始まりました。 陣君は毎日朝6時から夜12時まで働いて 休みがなく(出稼ぎだから) 給料は一月日本円にして8000円。 中国人の 平均収入はおそらく月3万だから安すぎ!! まあ住食はついてるけどほとんど 自由に使える時間もお金もなく もっと英語や日本語が出来たら 転職できるのに、、、とぼやいてました。 こんなに若い陣君が頑張って働いてるのを見て あたしは日本で頑張らないとと 凄く励まされたしいくら不景気だからといって あたしのように海外旅行できる若者がたくさんいる 日本は恵まれすぎてるんだ と思った。 陣君が明日はどこへ行くの? と聞いてきたので 万里の長城に行くつもりと答えると 行き方を紙に書いてくれた。 でも個人で行くとバスを乗り換えて28元くらい。 ツアーだとピックアップ付で 昼食もついて30元だけどどっちがいい? と聞かれて迷わずツアーがいいと答えると にっこり笑って 「でも全員中国人で日本語わかんないから。 ガイドは少しだけわかるよ」 と言った。 「おまけに朝6時集合だから モーニングコールするね」と。 2に続く JTBの旅行はこちら |
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